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No.37 修復歴車の概念 

太郎です。

理想論でいえば、本来、規約やルールなどは必要ないのであろうが、
不正を働く人間がいるからルールは作られる。

今日、父親が認知すれば日本国籍を取得できるようにする改正国籍法が、
賛成多数で可決、成立した。

今後、偽装認知が横行しないか心配だ。


今回は、修復歴車の概念について改めて説明したい。

下の写真を見て欲しい。
世間一般的に、事故車と呼ばれる車両のイメージだ。

IMG_0170.jpg IMG_0171.jpg

事故車のイメージの多くは、
「事故などにより車体を損傷した車両や走行に支障をきたす恐れのある車両」と
考えられているが厳密には異なる。業界では、これらを更に厳密に定義し、
事故以外で修正・損傷した車両も含めて「修復歴車」と呼んでいる。

一言に修復歴車といっても、大きなものから軽微なものまでその状態は様々で、
程度によっては殆ど気に留める必要のないものもある。

下の写真は、後部を大きく追突された車両の一例。
トランクフロアが曲がっているのが確認できる。
もちろん、修復歴車の扱いだ。

IMG_0172.jpg IMG_0173.jpg

次の写真は、走行には支障の無い軽微なインサイドパネルの曲がり。
これも上記同様、程度こそ違うものの修復歴車の扱いとなる。

IMG_0174.jpg IMG_0175.jpg

このように、同じ修復歴車でも、その内容は大きく異なる。
修復歴車だからといって敬遠するのではなく、
車両内容をよく理解したうえで、自身で判断することが大切だ。



No.36 新車状態との比較 

太郎です。
三郎が旅に出てしまったため、2回続けての執筆。

先週末は、本社勤務のむさい益荒男方と
数年ぶりに飛騨高山・白川郷へツーリング。
愛知県に住んでいた頃は、当たり前のように走っていた場所も、
住む場所や環境が変われば何故か見え方も変わる。
外に目を向けることで視野が広がったのだろうか?
不思議だ。

IMG_0161.jpg


今回は、基本に戻って「新車状態との比較」について説明したい。


検査とは、ある基準を基にして適不適を調べるという意味がある。
そのため、中古車検査はあくまで新車状態を標準ベースとして考え、
状態を比較した場合にその違いを見極める事が重要となる。
このことから、検査を一言で表現するとすれば、「新車の間違い探し」と言える。

以下に、その間違い探しを写真で比較してみた。
まずは、シーリング状態の比較から。

IMG_0162.jpg IMG_0163.jpg

上記の写真は、エンドパネルを後部座席側から撮影した状態になるが、
左側が新車時のシーリング状態で右側がエンドパネルを交換したときの状態だ。
そして、次の写真は溶接跡の比較。

IMG_0164.jpg IMG_0165.jpg

上記、左側の溶接跡が新車時の状態で右側が再溶接されたときの状態だ。
次の写真は、その再溶接されたときに発生する錆と焦げの一例。

IMG_0166.jpg IMG_0167.jpg

上記の左側が新車時の状態で右側が再溶接されたときの状態だ。
ちなみにクォーターを交換している。

そして最後は、溶接状態と削ったときに発生するサンダー跡のサンプル写真。

IMG_0168.jpg IMG_0169.jpg

上記写真は、左側が新車時の状態で右側がミグ溶接による再溶接跡とサンダー跡になる。

このように状態を比較することで、その違いがよく分かると思う。
修復歴車の判断は、新車状態と比較した場合の間違い探しになる。
そのため、新車状態を知らないことには、その違いを見極めることは難しい。
基本基本と繰り返し唱えるのも、意味があってのことだ。

No.35 純正ガラスと社外ガラス 

太郎です。

ここ数週間、スーパーでのバナナ品切れ状態が続いていた。
理由を知らなかった私は、朝バナナダイエットが原因と最近知った。
朝食はヨーグルト&バナナ&蜂蜜が多かったがシリアル食品に切り替えた。
シリアル食品ダイエットが来ないことを祈りたい。


今回は、純正ガラスと社外ガラスについて

自動車の各ガラスの端をよく見ると、メーカー名や数字が書いてあるマークがある。
このマークに各自動車メーカーの社名が記載されていれば、そのガラスは純正品だ。

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ところが、事故や飛び石などが原因でガラスを交換した場合、
純正ガラスではなく社外品を用いて交換することは少なくない。
下の写真は、その一例。自動車メーカー名の表示が無い社外品ガラスだ。

IMG_0160.jpg

メーカー名の無いガラスは過去に交換歴があると判断できる。

社外品は、2つに分類すると国内品と輸入品に分けられるが、
この社外ガラスは純正ガラスと比較すると価格は安い。
そのため、費用を安く抑えたい場合には有効だ。

だが、価格が安い分、品質面においては不安要素も少なくない。

国内品はとくに気にする必要は無いと思うが、輸入品の場合は少々注意が必要だ。
横から見ると、フロントガラスがうねっているのが目視で確認できる場合もある。

勿論、社外品の全てに当てはまるわけではないが、
ガラスは意外と気にされていないのが現状。

フロントガラスはドライバーの良好な視界を確保する重要なパーツ。
中古車選びの隠れたひとつの目安として確認しておくことをお勧めする。


No.34 スマートフォーツーの車台番号について 

三郎です。

先日9月3日に、ダイムラーのフランスのアムバッハ工場で
スマートフォーツーの誕生10周年&累計生産100万台達成を
祝うイベントが行われたそうです。

現在は07年にモデルチェンジした2代目ですが、
初代が発売されてからもう10年も経っているんですね。
とてもそんなに経っているとは思えないです。
つい最近のできごとのような…。

というわけで、今回はスマートフォーツーの車台番号について。

もはや、定番化してきた感のある車台番号シリーズですが、
スマートフォーツーにも他にはあまり無い例がありましたので
紹介していきたいと思います。

通常、車台番号はモデルチェンジを期に打刻位置が変わることはあっても、
同一のモデルで変わることはほとんどありません。
しかし、このスマートフォーツーでは同一モデル内で打刻位置が変わっています。
何か問題でもあったんでしょうかね?

その打刻位置ですが、まず2000年10月までの車両では、
助手席足元のバッテリー後方のフロアに車台番号が打刻されています。

IMG_00151.jpg  IMG_00152.jpg

IMG_00153.jpg

次に、2000年10月以降の車両では、
トランクフロアの右前方に車台番号が打刻されています。

IMG_00154.jpg  IMG_00155.jpg

IMG_00156.jpg

このように全く違う位置に打刻されていますので、
片方を見て打刻がない場合はもう片方も探してみてください。


ちなみに、この車はバッテリーがご覧のような位置にあり、
左右のドアにキーシリンダーが無いため、バッテリーが上がってしまうと
リアゲートから入って内側からドアを開けるしかないそうです…。